前田食品株式会社

こんにちは。
国産小麦粉、国産そば粉、国産有機小麦粉・そば粉ならお任せください。前田食品です。

年末の風物詩である、年越しそば。

日本の年末年始の風習ですが、なぜ大晦日の夜にそばを食べるのか、その歴史や意味につ いて気になり、調べてみました。

～年越しそばの歴史～
年越しそばの起源は、諸説ありますが、一般的には 鎌倉時代 にまで遡るとされています。

【博多の承天寺】
福岡県博多駅前の承天寺が、年を越せない貧しい人々に、そば粉で作ったそば餅を振る舞ったことが始まりとされています。そば餅を食べれば運気が上がると評判になり、それが年越しそばのルーツになったという説が有力です。

【江戸時代の三十日そば】
江戸時代には、月の末に蕎麦を食べる「三十日そば」という習慣がありました。商人が一月の苦労を落とし、来月への願いを込めて食べていたと言われています。この習慣が、年末の大晦日に食べる年越しそばへと発展したと考えられています。

●なぜそばを食べるのか？
そばは細く長く伸びることから、長寿や健康を願う意味が込められています。
また、そばは切れやすいことから、その年の苦労や厄を断ち切り、新しい年を清々しく迎えたいという願いが込められています。

年越しそばには、単に美味しいものを食べるだけでなく、様々な願いが込められているんですね。

古いものを切り捨て、新しい年を清々しく迎えたいという気持ちを表す。
一年の無事に感謝し、家族みんなで健やかに過ごせるように願う。

皆様も、お近くのお蕎麦屋さんでぜひ年越しそばを味わってみてはいかがでしょうか。

これを機に、そば打ちに挑戦してみるのも面白いかもしれません。