国産小麦と向き合って70年、
こだわりの粉づくりを続けている埼玉県幸手市の製粉会社です

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粉づくり

粉づくりへのこだわり

おいしさを求めて

日本の穀物を挽くイメージ画像

国産小麦とは

日本の小麦の自給率は10~15%。なぜなら、日本は梅雨があり、気候風土的には小麦栽培に向くとは言い切れないからです。

栽培に農薬使用が少なくてすみます。なぜなら、涼しい気候を利用して育つ作物だからです。
小麦を運ぶ時に農薬を使用しません。なぜなら、近くから運んでくるからです。
虫が好みます。なぜなら、農薬が少ないことを虫はよく知っているからです。

ではなぜ国産小麦か。なぜなら『おいしい』からです。

無添加・無科調イメージ画像

小麦を製粉する

小麦と米は同じ主穀作物として栽培されています。

食べ方として、主に米は粒のまま、小麦は粉に挽いて食べます。そして、粉に(製粉)した後、麺、パン、菓子などに加工されます。そこが大きく違います。
製粉とは、次に二次加工されることを意識して粉にする必要があります。

何に加工されるのか、どういう製品になるのか、どういう食感が求められているのか。
前田食品は、麺、パン、菓子など、作られる製品を考えて製粉しています。

小麦本来の美味しさを引き出す

小麦に合わせた粉を挽くイメージ画像

生きている小麦を命ある小麦粉に

小麦も十麦十色です。同じ地域で育っても、同じ品種でも、小麦によりさまざまです。まして、年産の差は大きく、その年の気候で成分が全く違ってきます。

でも、お客様にお届けする製品が変わることは好まれません。おいしさと一緒に、安定も求められています。

小麦は、決して「どこで挽いても同じ」ではありません。「小麦を小麦粉にする」という単純な作業の様ですが、小麦の性格を知り、何に向くかどうかを見極める目が必要なのは言うまでもありません。

前田食品は目に見える粉のひと粒ひと粒に、目に見えない努力を重ね、きめ細かい粉づくりをしています。

小麦本来の美味しさを引き出すイメージ画像

小麦農家と二人三脚

小麦粉は製粉会社だけで作っているものではありません。農家が小麦を栽培し、その小麦の出来で小麦粉の出来も左右されてきます。必要とされる良い小麦を栽培してもらうために農家との連携を大切にしています。

農薬不使用小麦、有機小麦など、慣行栽培以外の小麦も農家と契約して栽培しています。

小麦を丸ごと挽いた全粒粉などは皮まで安心な小麦を使用し、国産原料で豊富な品揃えを実現しています。