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埼玉県民の小麦愛!「朝まんじゅうに昼うどん」とは・・・

2024/12/09
こんにちは。
国産小麦粉・国産そば粉、国産有機小麦粉・国産有機そば粉ならお任せ下さい。前田食品株式会社です。

埼玉県民の間で語り継がれる「朝まんじゅうに昼うどん」。という言葉、ご存じでしょうか。

今回は、この言葉が生まれた歴史的な背景と、
埼玉の食文化との深い関係についてご紹介します。

「朝まんじゅうに昼うどん」という言葉が生まれた背景には、
埼玉が古くから小麦の産地であったという歴史が深く関わっています。

肥沃な土地と、小麦栽培に適した気候に恵まれた埼玉では、小麦が盛んに栽培されていました。
特に、米の裏作として広く栽培されていたようです。

収穫した米はできるだけ販売に回し、
小麦は自家用で消費していたため、埼玉県の農家さんは
独自の小麦食文化を持っていたようです。

収穫された小麦は、まんじゅうやうどんなど、様々な料理に加工されました。

特に朝は手軽に食べられるまんじゅう、昼は腹ごしらえにうどんが定番となっていったのです。

また、小麦の収穫を祝い、神々に感謝の気持ちを表すために、まんじゅうやうどんを食べる習慣も根付いていました。
お祭りや祝い事など、特別な日には、必ずと言っていいほどまんじゅうやうどんが食卓に並んだのです。

長い年月をかけて、各地域で独自の製法や味付けが生まれ、多様な小麦料理が発展しました。
埼玉県各地には、
今もなお、特色のあるうどんが伝わっています。
歴史に思いを馳せながら、饅頭・うどんを食べると
より一層おいしく感じるような気がしますね。