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そばガレットつくってみました【悪戦苦闘】

2018/05/09

いつも大変お世話になっております!
前田食品入社5年目になりました、那須貴章です。

今回はそば粉を使ったガレットを作ってみたことをお伝えしていきます。
正直、簡単と思っていたのですが、意外と難しかった!!
果たして店長は上手に焼くことができたのか、ご覧いただければ嬉しいです。

今回はそば粉を使った『ガレット』を作ってみた内容をお伝えしていきます。
正直、簡単だろうと思っていたのですが、意外と難しかった!!
果たして私は上手に焼くことができたのか、ご覧いただければ嬉しいです。


そもそもガレットとはなんぞや、という人もいると思うので、軽く説明を。

フランス・ブルターニュ地方で生まれた郷土料理で、そば粉を使いクレープのように薄く焼きます。
そこに野菜やベーコン、卵などをトッピングして食べます、最近は日本でもカフェなど提供するお店が多くなりました。

※写真はネット上のフリー素材です。美味しそうですね。
こんなガレットを目標にレッツチャレンジ!です。


さて、早速レシピをネットで検索すると、色々なレシピがヒット。
どれにするか悩みましたがここは、そば粉、塩、水だけを使うシンプルなレシピでやってみましょう。

作り方は、材料を混ぜて焼くだけなので簡単!
と思って早速つくってみると・・・・。



あれ?思っていたのと違う・・・・。
参考写真だと全体的にこんがり焼き色がついているのに対して、
焼き色がまばらで、焼き色がついてないところはもちもちっとしている。
食べてみると、これはこれで美味しいのですが、私が作りたいのはこれじゃない。
もっとパリッとしたガレットが作りたい。

ということで、色々と調整してみました。
水の量、火加減、寝かせ。何枚も何枚も焼きました。
結果、こんな感じに!




なかなか理想のガレットに近づいたのではないでしょうか。

ポイントは3点。
◆火力は強火、あと生地を入れる前にフライパンを加熱しておくこと。
◆生地を入れたらできるだけ早く薄く延ばすことその際に厚みをできるだけ均一に延ばすこと。
◆最後に混ぜた生地を冷蔵庫で1晩以上寝かせるということ。

寝かせるのと寝かせないのでは焼き色の付き方が違います。
◆↓こちらは混ぜてすぐ焼いたガレット 焼き色が物足りない。

◆↓こちらは一晩寝かせた生地で焼いたガレット 焼き色がしっかりしています。

以上、那須がガレットを作ってみた話でした。
最初は思ったように焼き上がらなくて四苦八苦していたのですが、色々と焼いていくうちにコツが分かってくると楽しくなってきました。
きっともっと沢山コツがあるのでしょうが、今回はここまで!

さてさて、今回最終的にいい感じに出来たレシピはこちら。

そばガレットの作り方
・そば粉 50g
・塩 1g
・水 100~120g(粉の200~240%)
水の量:
【多い】薄くパリッと焼き上がる、生地が膨らみやすく難しい
【少ない】厚くもちっと焼き上がる、生地が膨らみにくく比較的簡単

1:ボールにそば粉と塩を入れて軽く混ぜ合わせる。
2:水を加えしっかりと混ぜ合わせる。(ダマが残らないようにしっかりと。1晩寝かせると焼き色が濃くなる)
3:フライパンを強火で熱し、お玉1杯分の生地をフライパンに流し入れる。
4:お玉の底を使い、生地を円形に薄く伸ばす(生地が固まる前に素早く行なう)
5:端のほうまでキツネ色に焼き色がついたらフライ返しで取り出して、完成。
お好みで焼き色がついたあたりで卵やベーコンなどを入れてガレットの端を折りたたんで下さい。

最後までご覧いただきありがとうございました。
これからも、前田食品をどうぞよろしくお願い致します。